大正製薬アライは、日本発に内臓脂肪減少薬で、薬剤師のいる薬局・薬店で購入可能となる。1回1カプセルで、1日3回、食事中か食後1時間以内に服用となっている。希望小売価格は、18カプセル2530円、90カプセル8800円となる。日本では、男性の3人に1人、女性の5人に1人がBMI25以上の肥満だという。副作用は便が油っぽくなる、下痢などで、対策としては脂っこい食事を控えること。また、おならをすると便が漏れたり、肛門から油が漏れるなどの症状が5人に1人程度で発生するため、便漏れパッドなどを使うよう求められている。購入までの3ヶ月前に運動や食事改善に取り組み、購入1ヶ月前には生活習慣・腹囲・体重を記録することが求められ、服用時には生活習慣改善と記録を継続するほか、購入時には薬剤師による購入条件・1か月間の生活習慣記録の確認を受けるという。笠間医師は「これは治療薬ではなく予防薬で、セルフメディケーションの考え方を広める薬となります。体の脂肪が少なくなるのではなく、摂取した脂肪を取ってくれるというもので、運動習慣なども必要になります。副作用は主作用の裏返しなので、悪いことではないですが、自然と脂っこいものを控える生活習慣の改善に繋がります」などと話した。