カナダは、アメリカが鉄鋼とアルミニウムに関税を課したことへの報復として、アメリカ製品に25%の関税を課すと発表した。アメリカのトランプ政権は、12日から鉄鋼とアルミニウムに25%の関税を発動した。これを受けてカナダは13日から、報復措置として、日本円でおよそ3兆1000億円相当のアメリカ製品に25%の関税を課すことを明らかにした。関税の対象となる製品には、鉄鋼やアルミニウムのほか、コンピューターやスポーツ用品などが含まれるとしている。アメリカに対してはEUも報復措置を表明していて、カナダのジョリー外相は「一緒に圧力をかけよう」と呼びかけている。