東京・品川区戸越銀座商店街にあるMEAT＆DELI355は家族3世代で営む肉屋。創業83年の精肉店は手作りの総菜も評判で季節を問わず売れ筋なのが丸ごとトマトサラダ。世代を問わず人気なのが牛すじコロッケ。店を切り盛りするのは原田さん一家4人。4代目店主、昌紀さんに妻のさとこさんは接客を担当。昌紀さんの父で先代店主の守康さんは肉のカットを。揚げ物を一手に担うのが昌紀さんの祖母、ひさ子さん、御年93。そんなひさ子さんが職人魂を見せるのが日曜日。開店までの2時間で70個ほどの揚げ物を作る。そしてお店が開店。牛すじコロッケが多い中、それを追いかける人気だったのがメンチカツ。午後1時になると牛すじコロッケ、メンチカツが売り切れに。午後5時になるとひさ子さんのひ孫・栞里さんが洗い物の手伝いにやってきた。そして揚げ物はほぼ完売。長く続ける秘訣についてひさ子さんはお客様を大事にする。品物も大事にするとつながると語った。