米11月の雇用統計が発表。非農業部門雇用者数は前月比で11.9万人増と市場予想を超過。伸びは10月から加速。前回は自動車労働組合ストの影響でマイナスだった製造業は2.8万人のプラスに転じたほか、失業率は3.7%は予想に反して前月から改善。百貨店大手メーシーズでは、年末商戦にかけて3.8万人を雇用する計画。前年の年末は4.1万人だった。小売業全体でも11月は前月比で3.84万人のマイナス。平均時給は前年同月比で4%の上昇にとどまり、2021年6月以来の低い伸びに。FOMC会合では金利の据え置きがほぼ確実視されている。