池上彰がアメリカ・イスラエル・イランの関係を解説。イスラエルとイランは1960年代までは国交があり関係は良好だった。パーレビ国王が治めていたイランは中東きっての親米国家だったが、1979年にイラン・イスラム革命が起きた。パーレビ国王が追放され、ホメイニ師が最高指導者となり、反米イスラム体制となったイランは、イスラエルを聖地エルサレムを奪った“イスラムの敵”と位置づけた。2002年にイランの核開発が発覚し、アメリカなどが制裁を強化。2015年にイランとアメリカ・イギリスなど6か国で核合意が成立し、イランは核開発を制限したが、2018年に第一次トランプ政権が核合意から離脱してしまった。