JR東日本はモバイルSuicaに導入するコード決済機能teppayについて、再来年春から私鉄系のモバイルPASMOでも使用可能にする。チャージ出来る金額の上限は30万円で、これまでの交通系IC電子マネーの上限2万円を大幅に上回る。SuicaとPASMOの間でコード決済の残高送金・受け取りも可能に。去年1年間の国内のキャッシュレス決済比率は、交通系ICなどの電子マネーが4.4%だったのに対し、コード決済は9.6%に拡大していた。両者のモバイルアプリの利用者は計3500万人で、先行するIT大手サービスに連携強化で対抗する狙い。
