モン・サン・ミシェルの手前にあるトンブレーヌ島は小さな岩山。モン・サン・ミシェルも元々は海に囲まれた岩山だった。8世紀、そこに最初の礼拝堂が建てられた。その後、時代とともに増築を重ね現在の壮麗な修道院へと発展した。今も修道院の足元で岩山の名残を見ることができる。最上部にある修道院の聖堂は13世紀に完成し、その後19世紀に修復された。天に近いこの場所で祈りを捧げようと多くの人が訪れ、ヨーロッパ屈指の巡礼地となった。しかし周囲は干満差の激しい危険な干潟。巡礼地の中にはぬかるみに足を取られ命を落とす人もいたという。巡礼地をまず迎え入れたのが修道院の麓に広がる宿や店が軒を連ねるエリア。メインストリートの脇にはモン・サン・ミシェルの中で暮らす村人たちが使う小路がある。
