コシヒカリがさらに安くなっているという情報を得て、取材班は埼玉県上尾市の「ヤオヒロ東店」へ。売り場には5キロ3000円台の銘柄米が並ぶ。新潟産のコシヒカリは5キロで税抜き3480円。国内産のコシヒカリは5キロで税抜き2980円。新潟県の銘柄米「新之助」は5キロで税抜き3680円。最新のコメの平均価格は5キロ3980円と5週連続値下がり。約7ヶ月ぶりに4000円を下回った。ヤオヒロ東店・藤井正仁店長は「新潟の問屋と取引していて、大量に販売してもらいたいと依頼が来たので一生懸命売っている」などと説明した。新潟県新潟市の「スーパーいちまん」へ。今、コメの値下げ合戦が繰り広げられているという。スーパーいちまん・高井栄二朗店長は「ことしに入ってから色々話がきている。最後は値下げ合戦。店の売り上げも上がってきている」などと説明した。農家から直接仕入れた新潟県産コシヒカリは5キロで税抜き3480円。卸売業者から仕入れた新潟県産コシヒカリは5キロで税抜き3700円。どちらも1番高い時は税抜き4950円で販売していた。安くした理由は、卸売業者と農家それぞれが値下げしたことにあった。長岡市の卸売業者を取材すると、値下げ合戦の背景が見えてきた。倉庫には新潟県産コシヒカリなど1週間分の在庫。野上米穀・野上茂会長は「最後は通常より2割くらい多い。3月決算を迎える中で、高い(価格の)在庫を損切りして、通常在庫に持っていきたい。利益は度外視」などと説明した。こうした中、農林水産省の試算では来年6月末のコメの民間在庫量は最大271万トンにのぼるとしている。その場合、適正量の200万トンを上回るため、コメの価格が下がりやすくなると指摘されている。
住所: 埼玉県上尾市大字上尾村1300-1
