ハワイ・ホノルルの激しく切り立った巨大な崖。その中腹に4日間取り残された1頭の子ヤギが。もともと山岳地帯の岩場などを好むといわれ、急斜面で生活する姿が見られるヤギ。専門家によるとヤギの登る能力については動物の中でも極めて高く、その理由は足裏の肉球にある。子ヤギは駆けつけた地元住民の手によって無事に救出され、保護施設へ。軽やかに歩きながら草を食べるなど元気な姿を見せていた。一方、動物研究家・パンク町田さんは「もし母ヤギが(近くに)いないということであれば、4日間よりももっと早い段階で母ヤギが子ヤギを見捨てている可能性がある」と述べた。