フェンシングについて宇山賢が解説。エペは剣の鍔以外は全て有効面になり、足のつま先やマスクの部分を付いても得点になる。個人のメダルに関しては2008年の北京五輪で太田雄貴が獲得して以来だった。加納選手の強いポイントについて1つ目は一瞬で距離を縮める、2つ目は接近戦の強さ。フェンシングは自分の持ち味が伸びる競技で個人差がある。加納虹輝選手は2008年の北京五輪で太田雄貴選手が銀メダルを獲得したのを見て小学6年生でフルーレを始め、高校生でエペに転向。東京五輪では団体で金メダル、その後もドイツ大会やアジア大会で優勝していき、23年5月には世界ランキング1位となった。日本が最初に力を入れた種目はフルーレで、その後サーブルとエペを強化していった。今日は江村美咲選手が明日午前2時から女子サーブル個人準決勝に出場する。