大谷選手のケガの瞬間、スタジアム中が息を飲んだ。ドジャースのロバーツ監督によると「左肩を軽く亜脱臼したようだ。精密検査の結果が出るまでは断定できない」とのこと。試合から丸1日経っても姿を現さなかった大谷選手について世界中が無事を祈った。そして日本時間け今朝7時頃、ロバーツ監督は「大谷はプレーするつもりだ」と第3戦にスタメン出場することを発表。次なる戦いの舞台はヤンキースの本拠地・ニューヨーク。現在2連敗中のヤンキースだが、スタジアム前は巻き返しを期待するファンで溢れかえった。ヤンキースvsドジャース。素振りをしてから臨んだ注目の第1打席。一回もバットを振ることなくフォアボールで出塁した大谷選手。ここでいつもと違ったのは、塁上で左肩を固定するかのようにユニフォームの胸付近を掴んでいたこと。その後、3番・フリーマン選手がワールドシリーズ3戦連発となる2ランホームランでドジャースが先制。3回表、大谷選手の第2打席、この日初スウィングはケガを感じさせなかったが、微妙な表情。5球目を力強く引っ張るもセカンドゴロに倒れる。ベンチに戻ってからも左腕を固定して話し込む姿も。4回の第3打席、ランナー1・2塁のチャンスだったが空振り三振。よく見ると最後は左手が離れていた。結局きょうはノーヒットに終わった大谷選手だったが、チームは4-2で快勝。怒涛の3連勝でワールドチャンピオンに王手をかけたドジャース。きょうは「とにかく話がわかりやすい」と話題の元メジャーリーガー・川崎宗則選手が生出演で「第4戦の行方」「大谷選手の左肩の状態」などについて解説する。