FRBは17日、金融政策を決定する会合で、政策金利を0.25%引き下げ、4%から4.25%の幅にすると発表した。利下げは去年12月以来6会合ぶりで、現在のトランプ政権下では初めて。これを受け、東京株式市場では日経平均株価が4万5000円を回復し、取引時間中の最高値を更新している。為替市場では利下げがトランプ大統領が主張する大幅な引き下げではなかったことからFRBが景気後退の回避に自信を見せたと市場が分析しドルが買われ、1円50銭ほど円安方向に進んでいる。日本でも日銀が、18日と19日、金融政策決定会合を開催。トランプ関税の世界経済への影響などを見極めるため、政策金利は現在の0.5%程度に据え置かれる見込み。