威勢のいい掛け声と共に男たちが激しくぶつかり合う尾鷲市のヤーヤ祭り。江戸時代から続く祭りのクライマックスは全裸になった男たちが勢いよく海に飛び込み体を清める「垢離掻き」。初日の昨日は祭りの始まりを告げる「扉開きの儀式」が行われたが、今年は祭りに大きな変化が。飛び込み動画がSNSで拡散され、事件につながる恐れもあると警察から指摘を受け、今年は初めて下着や水着を着用しての実施に。この決定に地元からは「寂しい気はする」と戸惑いの声も。時代の流れと共に変化する伝統行事。仲総代会長は「形を変えても伝統を守っていきたい」と話している。ヤーヤ祭りは今月5日まで行われる。