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「USスチール」 のテレビ露出情報

日本製鉄のUSスチール買収計画を審査していた米国の政府機関は一致した結論が出せないため最終判断をバイデン大統領に委ねることを決めた。国家安全保障上のリスクがあるのか、ないのか、米国政府の審査が期限を迎えようとしていた。4月、バイデン大統領は「これからも完全なる米国企業であるべきだ」と述べた。大統領選挙の最激戦地、ペンシルベニア州を舞台にした日米の買収話は経済的な合理性と政治的思惑が絡み合い、窮地に陥っている。USスチールは1901年設立。米国の経済を支え、中間層の黄金時代を築き上げた象徴的存在。生産量世界1位の座を日本製鉄の前身、新日鉄に明け渡すと工場が相次いで閉鎖。世界の頂点を極めた巨人はいまや業界24位に。それを世界4位の日本製鉄が買収するというのが今回の構図。USスチール側は「破談となればピッツバーグにある本社の移転や工場の閉鎖は避けられない」と警告。工場のある市の市長も地域の人達の暮らしのために日本製鉄による買収に賛成の姿勢を示している。日本製鉄としても人口減少とともに国内の鉄鋼需要は下がり、牽引してきた中国も不動産不況で頭打ち。望みをかけるのが先進国で例外的に人口増加中の米国。日本製鉄・橋本英二社長(当時)は「先進国では最も大きな市場であり、これからさらに成長が見込める市場」など話した。当事者と地元が進めたい買収に待ったをかけた大統領選挙の候補者たち。全米鉄鋼労働組合が反対する以上買収を容認するのは政治的にタブーとなっていた。CFIUS・対米外国投資委員会の見解は買収で国内の鉄鋼生産量が減り、国家安全保障上のリスクにつながる可能性があるというもの。バイデン大統領は15日以内に最終判断を下す。「大統領が熟慮することを強く要望する」とのコメントを出した日本製鉄。ある日本製鉄幹部の話では「もし買収が拒否されれば訴訟もじさない」としている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年6月24日放送 16:19 - 17:00 NHK総合
午後LIVE ニュースーンNews日替わりプレート
猪俣英俊記者が注目ニュース「アメリカで成長なるか?日本製鉄の巨額買収」について解説。日本製鉄は18日、約2兆円を投じてUSスチールを完全子会社化した。アメリカは先進国最大の市場で、9000万トン以上の需要がある。日本製鉄が技術的強みを持つ付加価値の高い製品の需要が高く、魅力的な市場と言える。買収によって関税措置はプラスに作用する見込み。鉄鋼業界は中国から安価[…続きを読む]

2025年6月24日放送 11:13 - 11:30 テレビ東京
昼サテ(ニュース)
日鉄が株主総会を開いている。日鉄はUSスチールを買収して完全子会社化しており、2028年までに約1兆6000億円を投資する計画。総会では巨額の買収資金と投資に見合う事業が行えるのかが問われる見通し。またシンガポールの資産運用会社は今井正社長、森高弘副会長の再任反対を呼び掛けている。

2025年6月6日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブルANN NEWS
アメリカ・ラトニック商務長官は5日、USスチール買収について安全保障上の懸念緩和を条件に「承認可能」とトランプ大統領に勧告したことを明らかにした。現地メディアによると、両社とアメリカ政府との協議は現在も続いていて、今月18日までには結論が出る見通し。USスチールの取締役の過半数をアメリカ人とすることなどを義務付け、合意に至らなかった場合は契約内容をめぐり再交[…続きを読む]

2025年6月5日放送 4:55 - 8:00 テレビ朝日
グッド!モーニングきょう注目NEWS
3週連続でアメリカに向かう関税交渉担当・赤沢大臣は「お話がなかったこと(新関税措置)に特段の意味は認めていない」と話した。トランプ大統領はSNSで「6月4日水曜日鉄鋼とアルミニウムの関税を25%から50%に引き上げる」という。対象外は交渉合意したイギリスだけ。EU、メキシコ、カナダは猛反発。

2025年6月4日放送 22:00 - 22:58 テレビ東京
ワールドビジネスサテライト(ニュース)
アメリカのトランプ政権は4日鉄鋼とアルミニウムに対する追加関税を現在の25%から2倍となる50%に引き上げた。ただ先月貿易協定で合意したイギリスは引き上げの対象から外れ、25%の関税が維持される。一方今回の引き上げをめぐりEUは対抗する姿勢を示している。アメリカ国内でも建築資材や自動車価格が押し上げられる可能性がある。

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