アメリカの鉄鋼大手・USスチールは去年12月までの3か月決算を発表し、最終損益は日本円でおよそ140億円の赤字となった。USスチールが発表した去年10月から12月期の3か月決算では、売上高が前の年の同じ時期と比べ15%減って35億900万ドルとなり、最終損益は8900万ドル、日本円でおよそ140億円の赤字だった。最終赤字となるのは4四半期ぶり。鋼材の需要低迷や価格の下落などが要因で、日本製鉄による買収実現の見通しが立たない中、USスチールの経営は先行きが不透明な状況が続いている。
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