日米による閣僚交渉は約2時間前に終わったが、その最中に日本製鉄によるUSスチールの買収計画に関しトランプ大統領が自身のSNSに投稿した。赤澤経済再生相は会談後、この議論に関しては明らかにしなかったが、日本は協議の場で今後の日本企業によるアメリカへの投資計画を提示したものとみられる。この中には日本製鉄によるUSスチールの買収計画に関連した数兆円規模の投資も盛り込まれていて、交渉前、政府関係者の一人は「この巨額投資が関税交渉の後押しになるかも」と話していた。話が前進すれば両国関係にとっても重要な進展となることから、今後の関税を巡る交渉にどのような影響を与えるのか注目される。