日本製鉄は約2兆円を投じてUSスチールを完全子会社化し買収完了したことをうけ、きょう本社で記者会見を開いた。橋本英二会長は、巨額買収は合理的な判断だったことを強調した。一方、アメリカ政府が拒否権を発動できる黄金株を保有するなど、経営に一定の影響力を持つことになる。橋本会長は、大統領の同意が必要な設備投資の削減や生産拠点の国外移転などは考えていないとしたうえで、経営の自由は確保できると説明した。
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