横浜市のイトーヨーカドー綱島店。一昨日閉店し42年の歴史に幕を閉じた。ありがとうの声と拍手が鳴りやまない映像は人気バンドの解散ライブ状態とネット上で話題に。東急東横線の住宅街が広がる綱島駅から徒歩5分。1982年に開業した綱島店。その閉店セレモニーには市民が殺到。幅広い年齢層が集まり広場を埋め尽くした。更に同じ日、北海道でも。多くの人に見守られながら北見店が閉店。業績不振によりイトーヨーカドーは北海道からの撤退を決めた。一昨日閉店した綱島店に今日行ってみると早くも解体工事が進んでいた。実はイトーヨーカドーは今年だけで関東では8店舗の閉店が決まり順次営業を終了している。経済アナリスト・渡辺広明さんは「平成に入ってニトリやユニクロとかが進出したことによって食料品以外の売り場にお客さんが行かなくなり業績がわるくなっていった」とコメント。そして今、ヨーカドー閉店の流れが加速しかねないある動きが明らかになった。親会社のセブン&アイホールディングスがカナダのコンビニ大手から買収を提案された。アリマンタシォン・クシュタールは北米やヨーロッパなどで展開する大手企業。セブン&アイは今後、買収の提案を受けるかどうか、速やかに検討し返答する予定としている。