非常戒厳を宣言した韓国のユン大統領の弾劾を求める議案について、「共に民主党」の首席報道官は明後日採決する方向で調整することを明らかにした。これに対し「国民の力」のハン・ドンフン代表は”違憲の戒厳を正当化はできない”として大統領に離党を求めた。ただ弾劾の議案については”混乱によって生じる被害を防ぐために可決しないように務める”と党として反対する考えを改めて強調した。弾劾議案を提出した野党側だけでは可決に必要な3分の2以上に達しておらず「共に民主党」は”与党側にもどのような政治的決断をすべきか熟考する時間を与える”と述べている。一方韓国大統領府は、辞意を表明していたキム・ヨンヒョン国防相について、大統領が辞任を認めたと発表した。