李在明大統領は党内の予備選挙で他の候補を大きく引き離し公認候補に選ばれた。李氏は尹前大統領による戒厳で分断された社会を再び団結させたい」と訴えた上で、「”真の韓国”へ導く」と強調した。李前代表は最新の世論調査で他党の候補にもリードしており、最有力候補ともされている。日本への強行的な発言でも知られているが、最近は日韓や日米間協力の重要性を認めている。立候補表明後も韓国が「独島(ドクト)」と呼び領有権を主張する島根県の竹島などを巡り、「歴史問題や独島について争うことはある」としながら「経済や文化・社会的な側面まで争う必要はない」と述べている。一方、公職選挙法違反事件で自身が最高裁で審理を受けており、大統領選までに判断が示されれば影響を受ける可能性もある。