ロシアとアフリカの首脳会議は2019年に続いて2回目で、ロシアのサンクトペテルブルクできょうから2日間の日程で開催される。ロシア大統領府のウシャコフ補佐官は会議にはアフリカ54か国のうち17か国の首脳が参加し、49か国から政府関係者や企業の代表などが参加すると発表した。ロシアは今月、ウクライナ産の農産物の輸出をめぐる合意の履行を停止すると発表し、ウクライナ南部の積み出し港があるオデーサ周辺などへの攻撃を行っていて、アフリカ各国では食料危機への懸念が高まっている。プーチン政権としては自国産の農産物の輸出などをはじめとする協力を打ち出し、多くが中立を保つアフリカ各ロシア国立研究大学高等経済学院国の取り込みを図ることで欧米に対抗していく構え。