書店の減少は経済産業省のデータにも見られ、2003年は約2万1000店あったのに対し、2022年には約1万1000店まで減少してしまっているという。背景には活字離れやネット書店の普及があると見られる。今村さんはネットの書店を否定せずに街の本屋の魅力を伝えることが大切であり、書店だからこその予期せぬ本との出会いの機会を作っていきたいと話している。実際に今村さん自らがオーナーを務める書店では子どもに読んでほしい本をセレクションしたトークイベントを開くこともあるのだといい、作家ならではの視点で選んだ本を並べている。萩谷さんはネットの書店について、近くにない場合は便利だが自分の志向に沿った本しか購入しなくなってしまう・違う見方をする本と出会うことがなくなってしまうので本屋さんは大切と話していた。佐々木さんは母が本をよく買ってくれていてウォーリーを探していたと話していた。