日本公演25周年を迎えた劇団四季ディズニーミュージカル「ライオンキング」を特集。ライオン・シンバの成長を描いたこの作品は総公演回数は約1万3980回にのぼっている。ザズ役の井上隆司さんはマスクなどをメンテナンスする部屋を紹介してくれた。スカーのマスクは初演から使い続けてきたものであるとともに、総重量が16kgにも上っているが手元の装置で顔を動かすことで動物が動いているように見せることができる。ザズは左手で翼・右手でくちばしとまぶたを動かすことが可能で、なれることでくちばしを動かしながら喋ることが可能になるのだという。劇団四季はセリフの母音のみを意識する「母音法」という訓練も行われているのだという。ライオンキングだけでなく「キャッツ」などでも知られるが、最近では日本のアニメ映画「バケモノの子」などにも幅を広げているが、社長の吉田智誉樹さんは明日も頑張って行きていこうと思える作品を選んでいると話していた。また、演劇は観客が集まってはじめて成立する芸術との考えがあるのだという。