- 出演者
- ユースケ・サンタマリア 新井恵理那 秋元真夏 竹財輝之助 庄司智春 福澤侑 久慈暁子
オープニングの挨拶。ゲストは竹財輝之助、福澤侑、庄司智春、久慈暁子。
鹿屋市からバスに乗り終点の内之浦で下車。タクシー会社で秘境人情報を聞き込みし、ジャングルの先の岸良地区までタクシーで案内してもらった。蔵人さんみのりさん夫婦に出会い、話を聞いた。2人は自給自足を目指して岸壁の家を購入し、ジャングル状態だった場所を切り拓き7年かけて整備したという。
岸良地区の蔵人さんみのりさん夫婦の家を訪ねた。みのりさんは海水を沸かして自家製の塩を作っていた。2人は温暖な地で子育てがしたいと移住を決意。大自然に一目惚れして森の中に建つ家を購入した。現在は街中から通い、将来的に生活するため改修作業に取り組んでいる。
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- 岸良地区(鹿児島)
高知・土佐入野駅からバスに乗り終点の森ノ下で下車。終点の先で暮らす81歳の和代さんに話を聞いた。山奥にある住民4世帯の集落で、サワガニの天ぷらをごちそうしてもらった。2年前に夫を亡くして現在な息子と2人暮らし。畑ではたくさんの作物を育てている。西土佐で聞いたら秘境情報がわかるかもしれないと教えてくれた。
「道の駅 よって西土佐」で聞き込みをすると、県境を越えた愛媛県南西部に小さな集落が点在しているとの情報を得た。愛媛に入て聞き込みをし、奥に別の町から移住してきた女性がいると教えてもらった。山の中の行き止まりに暮らす31歳の樹果さんに出会い、話を聞いた。樹果さんは5か月の燈季ちゃんと2人で暮らしている。家は手造りでかかった費用は50万円。ガスはひいておらず、トイレは穴の上に便座をのせている。いっぱいになったらトイレを移動させている。布オムツを使い、1日8回はオムツを替えている。燈季ちゃんを抱きながら畑で野菜を収穫した。野菜や果物を30種類以上育て、ほぼ自給自足。調理は七輪で、器具はもともとあった古民家のもの。燈季ちゃんをあやしながら野菜入りたまご炒めなど昼食を作った。午後は今後作る寝室に使う予定の木に虫が入らないよう皮を削った。
めざましテレビの担当コーナーの直前にトイレに行ったら前室にマイクを忘れてスタジオに戻り、前室の先輩の声が拾われて放送されたと話した。福澤は劇団四季「ライオンキング」に出演したときジャズ、バレエ2つのジャンルで参加しなければいけないアップをやりたくなくて劇場入ったら隠れていたと話した。
愛媛県の山奥に移住したシングルマザーの樹果さんに話を聞いた。裸足で土を踏み、自力で田起こしをしていた。今は近所の人から米をもらっているが、ゆくゆくは米も自給自足を目指している。取材後に種籾を撒き発芽した。樹果さんは3人きょうだいの長女として生まれ、3歳のときに両親と土佐清水市に移住。9歳のときに両親が離婚し、母の誠子さんは3人を女手一つで育てた。自由に生きたいと樹果さんは18歳のときから弾き語りをしながら19か国を旅した。その後音楽活動で知り合った男性を交際し古民家で一緒に生活したが、子どもが欲しかったた樹果さんは子どもが欲しくなかったパートナーと別れた。新しい暮らしを求めて相談した仲間に愛媛県の山の中にある今暮らす家を紹介してもらった。結婚せずに知人との間に子どもをもうけ出産。選択的シングルマザーになることを決意した。高知県で暮らす誠子さんは樹果さんのもとを頻繁に訪れている。
愛媛県の山奥に移住したシングルマザーの樹果さんに話を聞いた。樹果さんは映像制作の仕事をしている。
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- 愛媛県
道の駅で聞いた流通量1%以下の食材をとる名人のもとを訪ねる。
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- 道の駅 よって西土佐
庄司は息子を叱ったエピソードを取材やテレビで話したら「庄司のくせにミキティの子どもに説教するな」と書かれたと話した。
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- 藤本美貴
高知県の山奥に暮らす幸男さんに話を聞いた。幸男さんは流通量1%以下の天然うなぎをとる名人だった。1キロ1万円で道の駅に卸している。うなぎの白焼と猪味噌汁を作って振る舞ってくれた。28歳のとき4歳年上の敞子さんと結婚。敞子さんは68歳で間質性肺炎を発症し、高知県内の病院で入退院を繰り返した。幸男さんは山仕事の傍ら、往復2時間かけて病院に通い消灯時間まで付き添った。10年間の闘病生活の末、敞子さんは77歳で亡くなった。敞子さんは亡くなる直前まで絵に打ち込んでいた。
岩手の山奥に暮らす85歳の京子さんを訪ねた。住民は5世帯で水道もガスもないという。畑では害獣対策としてヒトデの粉末を使っていた。畑から100本の大根を収穫し、川で洗った。先日干した大根を取り、新たに軒先に大根を干した。ほかにも白菜やタマネギ、ニンニクなど約10種類の野菜や果物を自給自足している。栗の甘露煮と甘酒を振る舞ってくれた。7人きょうだいの次女として生まれた京子さんは高校に行けず、農作業の手伝いと5人のきょうだいたちの世話でやりたいこともできない青春時代を過ごした。22歳でお見合い結婚し、夫の両親が建てた山奥の集落へ。夫は山仕事、京子さんは畑仕事をして2人の子どもにも恵まれた。夫は4年前に亡くなった。
岩手の山奥に暮らす85歳の京子さんを訪ねた。京子さんはひ孫が4人できたと話した。畑仕事のできない冬は宮古市で暮らすひ孫ももとへ。80歳を超えてから初めて二拠点生活を始めた。
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- 宮古市(岩手)
福澤は地元でのライブで歓声を受けながら登場したらチャックが全開だったと話した。
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岩手の山奥で暮らす誠志さんに密着。家は水道がなく井戸水をホースで引いて生活用水にしていた。山でなめこを育てる誠志さんは、山にいるときにクマと遭遇し20秒間戦った。その様子を撮影していた映像をYouTubeに投稿し、全国ニュースで放送された。以来、山に行く際は必ずクマ撃退スプレーや拡声器を持って対策している。誠志さんは高校卒業後に上京し工業用ロボットの部品を製作する会社に就職したが、山のない都会生活に馴染めずUターン。盛岡市のスポーツ用品店で働いた。22歳で結婚し、長女が誕生した。食品加工会社に転職し、夫婦二人三脚で働いた。故郷の岩泉町は2016年の台風10号の被害によりキノコや山菜の収穫量が減少し、誠志さんは55歳で脱サラし地域おこし協力隊として単身岩泉町へ。キノコの加工製品などを販売している。
群馬と長野の県境付近の山奥に暮らす85歳の辰治さんを訪ねた。家には欅で作ったという「けや子」の人形が置いてあった。辰治さんはブロックの壁やお風呂も自作したと話した。育苗ポットにコンクリートを詰めてダンベルも自作した。ウォーキングにサンドバッグ、ダンベルと1時間のトレーニングを続けている。家は標高550mの山奥にあり最寄りのスーパーまでは往復1時間以上はかかるため、多くの食材を冷凍してストックしている。花豆の煮付けを振る舞ってくれた。またスタッフと一緒にレーズン入りのお饅頭を作った。辰治さんは22歳ですき子さんと結婚し幸せな日々を送っていたが、8年前すき子さん80歳のときにアルツハイマー病を発症。3年間介護したが症状が悪化し、街の介護施設へ。辛さを忘れるため自分は一人暮らしだと思い込むようになり、毎晩大量の酒を飲んだ。2年前に彫刻に興味を持ち、寂しさを紛らわすためけや子を彫った。けや子は心の支えになり、禁酒にも成功。定期的に妻がいる施設に通えるようになった。