スージャの近くに発信機をつけた別の若オスのマヒリがいることがわかった。発信機をつけた当時3頭は全く違う場所にいて、マヒリが自分の優位をアピールしている様子もなかった。雨が降り始めると気温が下がり活動しやすくなる。マヒリは放浪オスたちに自分の優位をアピールした。しかし放浪オスたちに追いかけられて逃げ、スージャとは離れてしまった。そこから再びスージャとマヒリが接近することはなかった。その後スージャは別の放浪オスと一緒になっていた。若きオスライオンたちは出会いと別れを繰り返し、生涯を共にする仲間を探す。