ライオンは絶滅のおそれがあり、毛や爪などの加工品の売買などは種の保存法で厳しく規制されている。種の保存法違反の疑いで無職の男性と会社員の男性が書類送検された。無職の男性は“ライオンの爪”のネクタイピンを去年2月にフリマサイトに出品、去年3月に8000円で販売した疑いがもたれている。会社員の男性は、これを購入した疑いがもたれている。出品した男性は約50年前に、アフリカ・ケニアで「ライオンの爪」として購入したという。警視庁などの鑑定の結果、「ヒョウの爪」と判明。ヒョウも絶滅のおそれがある動物のため書類送検された。購入男性は「とら年の母へのプレゼント。出品されているので違反品ではないと思い込んでいた」という。希少動物の加工品は環境省に登録すれば譲渡などが可能だが今回は未登録だった。