ダイハツはガソリン車「ロッキー」と親会社のトヨタ自動車向けの「ライズ」などを生産する滋賀工場の稼働を停止している。国土交通省は今月これらの車種について出荷停止を解除したが、ダイハツは「準備ができ次第、順次生産・出荷を再開する」と述べるに留めていた。関係者によると、ダイハツは3月中旬にも「ロッキー」「ライズ」などの生産を再開させることが新たに分かった。これで大阪・池田市の本社工場以外の全工場で生産再開することに。ダイハツはきょう正式発表する方針。一方でトヨタも来月4日から国内全工場の稼働再開を発表。グループ会社の豊田自動織機の不正発覚で一分工場での生産を停止していたが、きのう国交省からディーゼルエンジンの出荷停止解除を受け決定したとしている。