まずは服部未定先生のプロフィールを紹介。岐阜県出身の32歳・男性。中学生の時に「バクマン。」を読んでマンガ家になりたいと思ったが周りに絵が上手い人が多かったので一度諦める。18歳で工場に就職したが20歳で転職しようとして両親に連絡したところ「昔なりたかった”マンガ家”にならないのか?」と言われマンガの専門学校へ入学。専門学校卒業後は飲食店・警備員・クリーニング店・専門学校の行使・マンガ家のアシスタントなどアルバイトをしながらマンガ家を目指した。2021年、29歳の時に週刊漫画ゴラクにて「スマイリー」で初連載。カルト宗教×サスペンスホラーという独自の世界観の作品で注目を集めるマンガ家。「スマイリー」は2021年からしゅうかんにて連載中、単行本は第9巻まで発売。単行本の累計発行部数は130万部以上。主人公は愛娘・唯を事故で亡くしたフリーライターの鴨目友司は妻の恵にも去られ抜け殻のような日々を送っていたが、勧誘に来た見知らぬ宗教団体・心笑会のチラシが運命を変える。そこには音信不通だった妻・恵の姿が映っていた。そこで新装を確かめるため潜入する。邪悪な笑顔が招くカルト宗教の狂気と闇を描いたサスペンスホラー。スマイリー担当編集社・日本文芸社の佐野さんも来てくれた。ガンニバル・二宮正明先生の担当でもある。服部先生への質問「スマイリーの中で先生のお気に入りのシーンと理由を教えて」。服部先生は「29話の最後のページ。この回は3巻を描く際にずっと描きたいシーンだったので描いたときはやっと描けた!と嬉しくなったのを覚えている。読者さんの反応もよく嬉しかった」と答えた。服部先生のお気に入りのシーン「仲間を得た鴨目が本格的に動き出す」を紹介した。山内は心笑会を探る刑事・魚住が県知事にハメられたと思っていたら逆にハメていたシーンが好きだという。