長引くせきに潜む病気が「ぜんそく」。子どもの病気と思われがちだが、推定患者数は1000万人と誰でもなる可能性があるという。患者の割合は子ども1:大人2、大人の患者の方が多く、中高年での発症も多い。過去5年間で2回以上せきが長引いた方々に集まってもらい、ぜんそくを調査。調査するのは数万人を診察してきた呼吸器内科医の熱田了さん。吐く息の成分でぜんそくの疑いが分かる「呼気NO測定装置」で調べると、ぜんそくの疑いがある人が続出、29人中11人が疑いアリとなった。「呼気NO測定装置」がスタジオに登場。なすなかにし&ヒコロヒーが測定した。息の中の一酸化窒素(NO)の量を測定し、多く含まれるとぜんそくの疑いがあるが、喫煙で数値が低くなる場合もあるので注意が必要だという。22を超えると疑いあり、37を超えると強い疑いありだったが、那須の数値は37ppb、中西の数値は52ppbだった。ぜんそくの推定患者1000万人のうち、治療している人は約185万人。約800万人は気づかず治療していない。治療しないと悪化する危険があるという。
