アメリカのエマニュエル駐日大使インタビュー。3年の在任期間を振り返り、日本の防衛費の増額や、国家安全保障戦略の改定に触れたうえで自衛隊と米軍の指揮統制の向上など、連携の促進につながったと指摘した。こうした中、来月にはトランプ政権が誕生する。日本に安全保障面で新たな負担が求められる可能性も指摘されている。「これまで通り日米の防衛への信頼を高める必要がありそれは変わらない。バイデン政権は多国間連携を作り上げ大使を務めたことは誇り。予断は持ちたくないがトランプ政権はどうかは分からない」。その上で、トランプ次期政権との向き合い方について、「日本は過去5年間、米国への直接投資額が最多。これはトランプ氏へ特別なアピールになる」とコメント。エマニュエル氏は来月日本を離れ、後任にはトランプ氏の大口献金者で、実業家のジョージ・グラス氏が就任する予定。