卓球の世界選手権団体はベスト8に入ればパリオリンピック団体の出場権を獲得できる。きのう女子日本代表が南アフリカ代表を3-0で下しグループリーグ3連勝。話題となっているのが「ラブゲーム」。1番手・木原美悠の第1ゲーム、2番手・平野美宇の第1ゲームがそれぞれ11点連取で完封だった。 特に平野は試合開始から20連続ポイントだった。失点はわずか2点。かつては暗黙のルールで、10-0の段階でミスショットなどで相手に得点を与えるのがマナーだったという。中国代表は初戦にインドと対戦し、世界ランク1位と2位の選手が敗北した。全体では3-0で中国が勝利している。柳澤秀夫は「お家芸が通用しなくなっていくのはいいことだと思う。日本も気を引き締めないと」とコメントした。日本はきょう世界ランク14位のブラジルと対戦する。