レスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級・文田健一郎選手。東京五輪では銀メダルを獲得したが、パリ五輪では金メダルを目指すという。昨年生まれた娘さんに「勝っている姿しか見せなくない」語っている。そんな文田選手は得意の投技に頼らない、攻守のバランスのとれたレスリングの構築を目指しており、これは昨年世界選手権で敗れたことで気がつけたという。磨き続けた攻守のとれたレスリング、これを試すために、練習相手としてリオ五輪銀メダリストで現在はプロ格闘家の太田忍選手を招聘。練習相手を務めた太田選手は「めちゃくちゃ強い」と太鼓判を押した。敗戦を糧に新たなレスリングスタイルを構築した文田選手は金メダル獲得を見据え、現在自分は新境地におり、それを見てもらえればと話した。