J1順位はいつ首位が入れ替わってもおかしくない状況。現在3位と快進撃を続ける柏レイソルの強さを御手洗菜々が直撃取材。過去2シーズンJ1の残留争いに苦しんでいたが、今シーズンは常に上位で首位争い。ゲームキャプテンの古賀太陽は首位争いの理由について「今季からR.ロドリゲス監督に変わった」などとコメント。自陣の低い位置からパスで繋いで攻撃する「後方からのビルドアップ」が求められるようになったという。1試合平均のパスの本数は去年の1.5倍以上に増え、J1で一番多いチームになっている。パスサッカーを象徴するゴールでは、左右にボールを動かし、11人のうち8人が関わって相手を崩していた。古賀によると、左右に動かすことで相手の守備時にスライドする距離が長くなる。ボールを素早く逆サイドに運んで崩し、相手を左右に揺さぶるサッカーが今の強さを支えている。古賀は「11人全員が主役」と話した。
