JR両国駅から徒歩1分の場所にある中村部屋は、元関脇の嘉風こと中村親方が2024年に設立し全45部屋中2番目に若い相撲部屋。部屋に所属する力士たちは、隅田川の河川敷で反復横跳びやハードルジャンプなどのアジリティートレーニングを行っていた。サッカーやバスケットボールなど素早い切り返しを必要とする競技の練習法で、中村部屋では従来の枠にとらわれず独自の稽古を行っているという。プロのラグビーチームと合同練習を行うなど、競技の壁を越えた身体づくりに取り組んでいる。中村親方は「今までの相撲部屋と違うことをやって、良いと言われたらなんでも取り入れようと思っている」などとコメント。現在中村部屋は設立からわずか2年で十両が2人と、独自の稽古が着実に実を結んでいる。「食」にも親方のこだわりがあり、栄養の吸収が早く調理や片付けが簡単なスムージーを朝食に取り入れるなどしている。中村親方は「どんな環境でも自分らしさを出して生きていける、人間力を育てられる部屋にしたい」などと語った。
