米国ホワイトハウス・カービー大統領補佐官は、イスラエルとレバノンの親イラン民兵組織・ヒズボラの停戦交渉が前向きに進んでいて、近く停戦する見通しだと明らかにした。カービー大統領補佐官は会見で「停戦の実現は最優先事項だ」と強調したうえで、交渉中として停戦案の具体的な内容には触れなかった。停戦案は60日間の停戦期間を設け、イスラエル軍は撤退し、ヒズボラは越境攻撃が困難になるレバノン南部・リタニ川の北側に重火器を移動するという内容だとされている。ロイター通信によるとイスラエルは停戦案についての閣議を26日に開く予定で、36時間以内に米国・バイデン大統領とフランス・マクロン大統領が停戦を発表する見通し。