松田さんは1987年に東京で生まれた。小学生の頃にはロボットコンテストに憧れ、工作をして遊んでいたという。そのご東京大学に入学。恩師との出会いが蓄電池への研究のきっかけとなった。大学では橋本和仁先生のラボに所属した。先生が社会に役立ってこそのサイエンスと意識していたので研究室に入ったという。松田さんは科学的なことにも興味はあるが、実社会とのつながりがほしいと思い、蓄電池がちょうどフィットしたという。松田さんは物質・材料研究機構に入所。リチウム空気電池の開発を進めることになった。酸素のちからで軽量。大容量になるリチウム空気電池。成功すれば究極の次世代電池となる。しかし、実現は不可能とも言われていた。松田さんがリチウム空気電池を選んだ理由について、リチウム空気電池のほうが新しくチャレンジがたくさんある研究のほうが難しさの多い分自身が貢献して解決するチャンスがあると思ったという。研究者として乗り越えなければならないポイントは、充電回数やエネルギー密度に一喜一憂することなく、基礎的な地検や理解を蓄積していくことが次のブレイクするーのために必要だと話す。
