アメリカと欧州の関係が悪化する中、フランス選出の欧州議会議員であるグリュックスマン議員はトランプ大統領は暴君であると指摘して自由の女神像の返還を主張している。自由の女神1886年にアメリカ独立100周年を記念してフランスが寄贈したものとして知られている。これを受けてホワイトハウスのレビット報道官はフランス人がドイツ語を話していないのは偉大なアメリカのおかげだと反論している。第2次世界大戦でアメリカの連合軍がナチス・ドイツに勝利したものを念頭に置いた発言とみられる。そのレビット報道官は27歳ながら手元の資料をほとんど見ずに質問に答える姿や、逮捕した不法移民のうち犯罪歴がある人数を記者に問われると不法入国なので全員が犯罪者と答える様子などを見せた。ウクライナのゼレンスキー大統領が訪米してスーツを着用しなかった中決裂に終わると、記者からはホワイトハウスでマスク氏がスーツを着用していないと指摘された際にも冷静に対応している。