先月行われたラグビー日本代表とワールドカップ3度の優勝を誇るニュージーランド代表のテストマッチングに北脇アナウンサーが行ってきた。日産スタジアムの外にはフォトスポットやニュージーランド名物を使ったメニューの販売があった。さらに無料で楽しめるイベントも行われ、車いすラグビーの体験ブースではパリパラリンピック金メダリストの池透暢選手がファンにタックル。観客に聞くと「静かだけどお祭り」がラグビー観戦のポイントなんだそう。いよいよキックオフ。試合が始まった瞬間観客は静かになった。聞こえるのはプレー中の選手の声と観客のリアクションだけ。ラグビーは体をぶつけ合う激しいスポーツだからこそ審判の判断が重要。トランペットなどの鳴り物は審判の笛が聞こえなくなる可能性があるため禁止となっている。それでも声だけだと侮るなかれ。日本のチャンスの場面では割れんばかりの大歓声が巻き起こりお祭りのよう。この一体感が選手の原動力になる。そんな白熱する試合でルールが分からない人も心配ご無用。会場MCとモニターでどんな反則があったのか教えてくれる。試合は敗れてしまったものの6万人が熱狂。試合後姫野和樹選手は「ファンの声援が選手の背中を教えてくれる。ありがたい存在。ラグビー特有のコンタクトプレーは醍醐味。体のぶつかり合いが楽しみの一つとして見ていたけたら。自分たち自身しっかりチャレンジしていくので今後も応援していただけると嬉しい。」などと話した。