アメリカ議会上院は、ロシアに追加制裁を科す法案を提出した。法案は、ロシアから原油や天然ガスなど輸入する国に対し、米への輸出品に500%の関税を課すことを柱としていて、ロシアから安い石油を輸入しウクライナ侵攻を支える中国が標的となっている。法案を提出したのは、トランプ大統領に近い共和党のグラム議員をはじめ超党派の議員50人で、グラム議員によると27日時点で「賛成」が81人に達したとのこと。トランプ大統領は25日、「プーチン氏の行動は気にくわない」と述べロシアへの追加制裁を本格的に検討していると明らかにしている。