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「リンポポ州(南アフリカ)」 のテレビ露出情報

その今から30年前南アフリカでは少数派の白人が支配する“アパルトヘイト”人種隔離政策が撤廃されすべての人種が参加する選挙が行われた。その撤廃を主導して黒人初の大統領となったネルソン・マンデラ氏は南アフリカを人種に関係なく誰もが共に暮らし発展する“虹の国”にしようと訴えた。それから30年南アフリカの現状を取材した。今“虹の国”の理想を追い続け注目を集める自治体がある。市民の7割近く黒人が占める南アフリカ・ウムゲニ市。クリス・パッパス市長はズールー語を流暢に話し黒人・白人関係なく耳を傾けた。取り組んでいるのは市民総出の街づくり。パッパスさんは「外見は違っても同じ言語なら彼らと分かり合うことができる」と話す。かつてはゴミだらけで治安も悪かった町。パッパスさんは住民全員に呼びかけ清掃活動を実施した。観光名所の滝には次第に観光客も戻ってきた。マンデラ元大統領が掲げた虹の国の理想を地道な取り組みで追い求めていこうとしている。南アフリカではアパルトヘイト撤廃運動を主導した政党が30年に渡って政権を維持してきた。撤廃したあとも人種間の格差は思うように縮まっていない。経済の低迷や治安の悪化もあり国民の不安は高まっている。来週29日に総選挙の投票日を迎えるが与党には厳しい目が向けられている。
選挙戦最中の南アフリカ。かつてアパルトヘイト撤廃運動を主導したANC(アフリカ民族会議)は政権の維持を訴える。南アフリカでは長期政権化で政府機関などに汚職がまん延。国営電力会社も不正の温床、電力供給が滞り経済低迷。この30年で国は衰退しているという不満が国全体に広がる。アパルトヘイト撤廃後政府が整備した住宅団地は政府に水道整備を求めた。団地に一つだけ共同で利用する水道が設置されたが水が出たのは数回だけだった。住民たちは約1km先の枯れた川に向かう。穴を掘りそこで生活に使う水を掘り出している。黒人も白人もともに発展していこうというネルソン・マンデラ氏の理想。一方“共生の理想”を諦める人も出てきている。ある集落には白人だけが生活している。国民が人口の8割を占める南アフリカには白人が1割以下しかおらず、白人の文化を守ろうと集落を作った。移住には厳しい条件を設け自分たちの言葉や宗教的価値観を重視しながら自給自足に近い生活を目指している。住民同士は顔見知りで、凶悪犯罪が多発する南アフリカでは珍しく子ども達だけで歩き回る姿も見られる。こうした集落に移住を希望する白人は増え続けている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年7月2日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブル(ニュース)
「サイを救う斬新な方法とは」、「地球観測衛星だいち4号その性能は?」。

2024年5月29日放送 4:15 - 5:00 NHK総合
国際報道SPOT LIGHT INTERNATIONAL
グローバルサウスの主要国と言われる南アフリカでは29日総選挙を迎える。今国民から聞こえるのは政府与党への不満。ラマポーサ大統領はかつてない窮地に立たされている。南アフリカで30年に渡り政権を握るのが「ANC」でかつてネルソン・マンデラ氏がアパルトヘイト撤廃を主導した政党。ANCの得票率は全人種が参加する選挙が始まった1944年に政権についてから2004年に7[…続きを読む]

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