杉浦誠司さんは「主な自動車メーカーの2025年3月通期の業績ですが、日産は最終赤字になるなど非常に厳しい内容でした。不透明感の大きな理由はトランプ関税ですね。日産の人員削減などは、前のゴーン体制のときと似たようなもので、2~3年をかけて徐々にということですし、次の展開をどう出していくのか実力が試される状況ですね。ホンダはハイブリッドに注力するという現実的な路線変更が好感されていますが、わずか1年で方向変更をしないといけないという置かれている厳しさは変わらないでしょう。トランプ関税の影響は非常に短期的に捉えがちですが、長めに考えたいと考えています。今後トランプ関税の回復から、新たな展開が期待できるのではないでしょうか」などと話した。