レスリング女子53キロ級の決勝の舞台に藤波朱理が出場。セコンドには父・俊一さん。共にオリンピックの頂点を目指してきた。相手は世界ランク1位のエクアドルの選手。圧倒的な力で相手を寄せつけなかった藤波は金メダル。父との夢を叶えた。「4歳から父のもとでレスリングをやってきて、父がいなかったらここにはいないので一番感謝したい存在。最高です!オリンピック最高!レスリング最高!ここまでやってきてよかった」と話した。藤波は中学生のときに敗れ、父親に「強くしてくれ」と訴え、そこから137連勝でつかんだ金メダルとなった。