パリ五輪・レスリング女子53キロ級決勝で藤波朱理選手が勝利し、金メダルを獲得。中学生の頃から7年間負けなしで、パリ五輪前の時点で公式戦133連勝中と無双状態だった。しかし今年3月に左肘を脱臼し、靱帯を断裂。全治3カ月の大けがを負った。そこから懸命のリハビリを経て復帰し、パリ五輪は今年1月以来の実戦とぶっつけ本番となった。むかえた決勝。藤波朱理選手VSL・ジェペス グスマン選手。先制点を奪うと、藤波選手の勢いは止まらず10-0で勝利した。公式戦の連勝記録を137に伸ばした。土性沙羅さんは「手足の長さをいかした低いタックル」などと藤波選手強さについて話した。