フランス・パリのルーブル美術館が、来年1月から約40年ぶりの大規模改修に乗り出す。その全容について、ローランス・デカール館長が日本テレビの単独インタビューに応じた。2021年にルーブル美術館初となる女性館長に就任し、現在は2300人ものスタッフを率いている。レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」をはじめ、古代から近代まで数多くの名画や彫刻などが所蔵されている。約40年ぶりの大規模改修では、老朽化や来館者増加などに対応するため新しいエントランスを設けるほか、「モナリザ」専用の展示室を新設する予定。マクロン大統領も改修の必要性を訴えるなど国をあげた大規模計画で、改修中も作品を鑑賞できるという。