アメリカのバイデン大統領は26日にホワイトハウスで演説し、イスラエルとレバノン政府が停戦案を受け入れたと発表した。バイデン大統領は演説で、イスラエルとヒズボラの停戦は現地の27日午前4時に発効する予定で、今後60日以内にイスラエル軍がレバノンから撤退すると明らかにした。また、レバノン軍がヒズボラの合意履行を監視するとしていて、ヒズボラが合意を破り再び脅威となった場合、イスラエルは自衛のため攻撃する権利があると強調した。さらに、今後はパレスチナ自治区ガザでの停戦と人質の解放に向けて、イスラエルのほかトルコやエジプトなどと協議を続けると述べている。