レンソイスの砂に浮かぶ無数の湖は一年のうちわずか3か月だけ現れる期間限定の絶景。去年はおよそ3万個の湖。この地域の一年は雨季と乾季に別れ、それぞれ全く異なる表情を見せる。乾季のレンソイスは湖の多くが干上がってしまいほとんど一面砂の大地に姿を変える。一年んお前半に大量に降る雨こそが無数の湖を生む源だ。もう一つ湖の源になっているのがレンソイスに流れ込む多くの川の存在。流れてきた川の水は砂丘の下へと染み込んでいく。元々この辺りは湿地帯で、多くの川が流れ込む場所だった。その上に石英の粒が堆積し砂丘となったが、川の水は地下水となって流れ続けている。雨季になり川が増水すると地下水の水位も上昇。その結果、期間限定の湖が姿を現す。乾季には干上がってしまう湖には魚が生息している。