2025年10月12日放送 18:00 - 18:30 TBS

世界遺産
「8K特別編 絶景!純白の砂丘と湖」

出演者
 - 
8K特別編 絶景!純白の砂丘と湖
コーナーオープニング

きょうの世界遺産はブラジルのレンソイス・マラニャンセス国立公園。

キーワード
ブラジルレンソイス・マラニャンセス国立公園
8K撮影 純白砂丘と無数の湖

レンソイス・マラニャンセス国立公園内に入れる車はガイドなどの許された車のみ。レンソイスとはポルトガル語で「シーツ」という意味。砂丘の広さは東京都23区の2倍以上もある。絶景は勿論だが、旅人たちのもう一つのお楽しみは湖で泳ぐこと。

キーワード
サント・アマロ・ド・マラニョン(ブラジル)サン・ルイス - マレシャウ・クーニャ・マシャド国際空港レンソイス・マラニャンセス国立公園
純白砂丘を生んだ3つの奇跡

レンソイスの広大な砂丘を形作っているのは白く輝く細かな粒。砂の粒は石英という鉱物。石英の中でも純度の高い結晶が水晶だ。それぞれの石英の粒に当たった光の乱反射で白く輝いて見える。レンソイスから100キロ以上も離れたパルナイーバ川がレンソイスに膨大な石英の粒をもたらした主な供給源の一つ。ブラジル内陸部には石英を多く含んだ岩が風化した層がある。その石英を含む大量の土砂が川などによって海へと運ばれていった。その海には一年中レンソイス方向に海流が流れている。風化に強い石英は粒の形を維持したまま海流に乗りレンソイスの沿岸にたどり着く。この場所で石英は波によって岸に打ち上げられる。海から吹く強風に吹き飛ばされ、内陸部に向け運ばれる。レンソイスの周辺には真っ赤な鳥がいる。

キーワード
パルナイーバ川レンソイス・マラニャンセス国立公園
8K撮影 純白砂丘と無数の湖

レンソイスの砂に浮かぶ無数の湖は一年のうちわずか3か月だけ現れる期間限定の絶景。去年はおよそ3万個の湖。この地域の一年は雨季と乾季に別れ、それぞれ全く異なる表情を見せる。乾季のレンソイスは湖の多くが干上がってしまいほとんど一面砂の大地に姿を変える。一年んお前半に大量に降る雨こそが無数の湖を生む源だ。もう一つ湖の源になっているのがレンソイスに流れ込む多くの川の存在。流れてきた川の水は砂丘の下へと染み込んでいく。元々この辺りは湿地帯で、多くの川が流れ込む場所だった。その上に石英の粒が堆積し砂丘となったが、川の水は地下水となって流れ続けている。雨季になり川が増水すると地下水の水位も上昇。その結果、期間限定の湖が姿を現す。乾季には干上がってしまう湖には魚が生息している。

キーワード
ブラジルレンソイス・マラニャンセス国立公園
純白砂丘の周囲に真っ赤な鳥

砂丘の周囲に広がる緑の湿地帯は砂に覆われる前のレンソイスの姿を今に伝えている。森には南米沿岸に生息するショウジョウドキがいる。日中は川や海で食べ物を探し、日が沈む頃ねぐらにしている森に戻ってくる。好んで食べるエビ類の色素によって赤くなるという。

キーワード
カロテノイドショウジョウドキレンソイス・マラニャンセス国立公園
純白砂丘で暮らす人々

レンソイス・マラニャンセス国立公園には豊かな緑が広がる一画がある。19世紀後半、干ばつから逃れた人たちが移り住んだと言われる集落には今、80人ほどが暮らしている。集落の建物はガイドの仕事が少ないシーズンオフに村の人達が力を合わせて建てたという。人々が簡素な家に暮らすのにhレンソイスならではの事情があった。そう遠くない将来、家が砂に埋もれてしまうことを見越して、あえて移動しやすい簡素な家の作りにしている。

キーワード
レンソイス・マラニャンセス国立公園
(エンディング)
次回予告

「世界遺産」の次回予告。

(番組宣伝)
ベスコングルメ

「ベスコングルメ」の番組宣伝。

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.