パリ五輪レスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級・文田健一郎が金メダルを獲得。東京五輪では涙の銀メダル。「印象に残るようなパパでいたい」と話す文田は決勝で中国・曹利国と対戦。グレコローマンスタイルは腕など上体を使い相手の上半身のみへ攻撃。3分2ピリオドでフォールまたは8点差で勝利となる。文田は妻・有美さん、娘・遥月ちゃんが見守る中、4−1で勝利。グレコローマンスタイルの日本勢としてはロサンゼルス五輪以来40年ぶりの金メダル。文田は「長かった。東京の記憶はきのうのことのように思い出せるが、その後いろいろたくさん経験があって、それが今ここに立たせてくれてるのかな。(娘を)本当に連れてきて良かったし、勝って良かった!」と語った。