大詰めを迎えつつあるエンゼルス・大谷翔平選手の争奪戦。米メディアによると、4日、ブルージェイズの球団関係者と大谷選手が面談したと伝えている。その行方を左右する注目のウインターミーティングが日本時間きょう未明に開幕。メジャー30球団の幹部・選手代理人などが顔を揃えることで移籍交渉・トレードなどのメジャー市場が一気に活性化する大イベント。今年の舞台はアメリカ屈指の巨大リゾートホテル「ゲイロード・オープリーランド」。客室は約3000室あり、会談場所は不明。世界最大級のホテルで敷地内にはゴルフコースやスパなどを完備。さらに遊園地のアトラクションのようなクルージングも楽しめる。その内部には大型契約などに関する情報を瞬時に発信するための大型プレスルームも。会場内に設置された会見ブースには各球団の監督が次々に登場し記者からの質問に答えている。会見では大谷選手だけでなく日本から移籍を目指す山本由伸投手・今永昇太投手の名前も飛び交っている。現在、大谷選手の移籍先として有力視されるドジャースなど5球団に加え、”第6のチーム”としてブレーブスも急浮上している。注目の争奪戦は今月中旬まで長引くとの見方もある。