最高峰ワールドシリーズに挑む大谷選手。何度も舞台への思いを語ってきた。ドジャース・大谷翔平選手は「ワールドシリーズチャンピオンのトロフィーも掲げられれば最高」とした。花巻高校時代に26歳でワールドシリーズ優勝と書いた人生設計シートはあと少しで現実になる。子どものころからの夢をかなえるために23歳で海を渡った大谷選手。そこで「エンゼルスの一員として優勝を目指して頑張っていきたいなと思っています」とした。夢への第一歩を踏み出した大谷選手。夢の実現は簡単なものではなかった。去年3月のWBCでは侍ジャパンの一員として世界一を経験した。世界一への思いをさらに強めた去年は2度のシーズンMVPを獲得。日本人初のホームラン王に輝くなどチームをけん引した。何度も願い続けてきた夢の舞台に届くことはなかった。夢の実現へ新天地に選んだのはワールドシリーズ制覇7回の名門・ドジャース入団。新たな場所でも口にしたのはチームの優勝。誰もが驚くような記録を達成し続けている。常に心に会ったのは勝利への強い思い。自身初のポストシーズン。そこでも勢いは止まらなかった。メジャー7年目、30歳で自身初のワールドシリーズ進出。ワールドシリーズ優勝まであと4勝。